ディンブラ(Dimbula)
ディンブラは、マイルドでありながら力強いフレイバーがあり、爽快感のある渋さを持っている。
ブリスク(brisk=威勢の良い、活発なの意)と表現されている紅茶である。
香り、味ともにバランスのとれた紅茶で、毎日飲んでも飽きのこない味。
スリランカ山岳部のミディアムからハイグロウンにかけて広がる茶園で作られている。
水色は濃いめのオレンジ色で、バラのような香り。
非常にオーソドックスで飲みやすく、紅茶が苦手な人にもオススメ。
アイスティー、ミルクティー、ハーブと合わせたブレンドティー、フルーツやスパイスを加えてのアレンジティーも美味しい。
ドアーズ(CTC)
水色は濃いめの赤でも渋みはあまり強くなく、コクがあり爽やかな飲み口。
香りも強くないお茶。
ほとんどがCTC製法で作られ、ティーバッグやブレンドなどに使われる。
濃い目に入れれば、ミルクティーにしても合います。
ダージリン(オータムナル)
オータムナルはクオリティシーズンの最後の時期に当たる10〜11月の秋摘みの茶葉のこと。
茶葉は赤みを帯び、水色は明るくキレイな色となる。
一年中を通しても、この時期の茶葉が一番マイルドな味わい。
ほんのりと軽やかな甘みも感じることができるのが魅力である。
ダージリン(セカンドフラッシュ)
セカンドフラッシュとは、5〜6月に摘まれる夏摘みの茶葉。
新芽を最も多く含み、味、香り、コクともに最も充実している。
成熟した果実のような特徴的な香りが、正にマスカットフレーバーと呼ばれる所以。
水色は濃いオレンジ色。
香りを楽しむためにはストレートで、やや渋みが気になる人はミルクティーにして楽しむのが良い。
ダージリン(ファーストフラッシュ)
知名度が高く人気も高いダージリンは、摘まれるシーズンによって、様々な味を楽しめる。
ファーストフラッシュは春摘みと言われ、3月中旬〜4月上旬、その年最初のクオリティシーズンに摘まれる茶葉の事。
日本茶でいう一番茶にあたり、新茶ならではの爽快な香りとすがすがしい味わいをもっている。
茶葉は若々しい緑色。柔らかく、水色はやや黄みがかったオレンジ色。
ストレートで飲むと新鮮な風味がより一層楽しめる。