野菜の正しい保存方法
野菜類全般
野菜を保存するときは、生えているときと同じように保存しておくと長持ちします。
横に寝かせてしまうと上に伸びようとする余計なエネルギーを使ってしまい、すぐに元気がなくなってしまいます。
そのため、牛乳パックや容器を利用して、野菜を立てて保存しておきます。
いも類
じゃがいもやさつまいもなどのいも類は、新聞紙に包んで冷暗所に置いておけば約1ヶ月保存することが可能。
もやし
もやしは、冷蔵庫に入れて保存しても、約3日ほどで傷んでしまいます。
長く保存するには、買ってきたらすぐに熱湯をかけてから、密閉容器に入れて冷蔵保存しましょう。
約5日間は保存することができます。
カリフラワー
カリフラワーは外気と日が当たらない場所で育てられています。
そのため、カリフラワーを保存する場合は、ラップに包んで冷蔵庫に入れておけば、長持ちさせることができます。
れんこん
れんこんは大変傷みやすい野菜なので、すぐに切り口が茶色に変色してしまいます。
長持ちさせるためには、水に浸けて保存しておきましょう。
大根・かぶ
大根・かぶを葉付きのまま買ってきた場合は、すぐに葉の部分を切り落としましょう。
葉を付けたままにしておくと、根の部分の栄養が吸い取られてしまいます。
レタス
レタスは芯の部分から傷んでしまいます。
そのため、芯の部分に水に濡らした脱脂綿を当てて、新聞紙で包んで冷蔵保存しておきましょう。
約1週間ほど長持ちさせることができます。
まつたけ
まつたけを保存する場合は冷凍保存がおすすめ。
和紙とラップで包んでから冷凍しておけば、約3ヶ月間は風味が落ちることもありません。
しいたけ
しいたけを保存する場合は、かさを裏返した状態(白い部分が見える状態)にすると長持ちします。
これは、白い部分には胞子が詰まっているので、それを落ちないようにするためです。
アスパラガス
アスパラガスはしなびると栄養分も逃げてしまいます。
そのため、固い根元と三角の部分(はかま)の皮を取り除いておきます。
みずみずしさを保つためにラップをかけたり、ビニール袋に入れて、野菜室に立てて保存します。
いんげん
いんげんはそのまま保存しておいても、見た目はあまり変化しませんが、香りや甘みはどんどん薄くなっていきます。
鮮度を維持するには、ラップかビニール袋に入れて蒸散を抑制して、5〜7度で冷蔵します。
かぼちゃ
切り売りの場合は、果肉の色が濃くて種がびっしりと詰まっているものを選びましょう。
使い切らずに残ったら、種やワタを取り除いてからラップで包み、冷暗所で保存します。
丸ごとの場合は、新聞紙に包んで風通しのよい場所で保存します。
キャベツ
キャベツは温度が上がると傷みやすいので、冷蔵庫に入れて保存します。
保存する場合は、芯の部分を下にして、ラップで包みましょう。
芯をくり抜いて濡れたペーパータオルを詰めておくとさらに効果的。
きゅうり
水気を拭き取って、ヘタを上にしてビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室に立てて保存します。
水分が多いので、冷やし過ぎると凍ってしまい、傷みが早くなるので気をつけましょう。
ごぼう
洗いごぼうは酸化しやすいので、濡れた新聞紙で包んで、さらにポリ袋に入れて、野菜室に立てて保存します。
泥付きの場合は、同様にして常温で保存。
玉ねぎ
冷蔵庫の野菜室は湿度が約90パーセントと高く設定されているので、玉ねぎの保存には向きません。
ネットに入れて、風通しの良い冷暗所に吊るしておけば、2〜3ヶ月は保存できます。
切ったものは、切り口を上にしてラップなどで密閉し、野菜室で保存します。
長ねぎ
新聞紙に包んで、風が当たらない涼しい場所に立てておきます。
使いかけはビニール袋に入れて密閉し、野菜室で保存します。
なす
なすは水分が蒸発しやすいので、ラップに包んで冷暗所で保存します。
ただし、5度以下の低温の場合は逆に傷んでしまうので、冷やしすぎに注意。
夏は新聞紙かラップに包んで、野菜室へ入れておきます。
ピーマン
ピーマンは水分がつくと傷みやすいので注意。
水気を拭き取ってから、空気穴を開けたポリ袋に入れて、野菜室で保存します。
ほうれん草
濡れた新聞紙で包んでビニール袋に入れて、葉を上にして野菜室に立てて保存します。